Hawaii

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# by kamutoke | 2011-06-27 23:39 | おでかけ

最近の読書

井村君江「サロメ図像学」

ポピュラーなサロメっていうとオスカー・ワイルドのサロメ、
ビアズリーやモローのサロメを思いますが
元ネタの方の歴史や聖書の方から紐解いてゆくなかなか面白い本でした。

だがしかし結構難しい漢字が出てくるのに全然振り仮名ふってないんだなこの本。
ぎり読める感じだけど…鶸(ひわ)に仮名ふってなくて
正解率何パーセンなんだろうと思った。


夏目漱石「文鳥・夢十夜・永日小品」

純文学って若い頃マイブームとか姉の影響で王道は結構読んだけど
漱石ってそんなに読んでないんですよ。超王道なのに。
心と夢十夜くらいかなあ?

夢十夜だって3本くらいしか覚えてないわ。という事で手に取ったのですが。
「京に着ける夕」の美しさに衝撃を受け、何度も読み返しました。

原に真葛、川に加茂、山に比叡と愛宕と鞍馬、ことごとく昔のままの原と川と山である。
昔のままの原と川と山の間にある、一条、二条、三条をつくして、九条に至っても十条に至っても、
皆昔のままである。
数えて百条に至り、生きて千年に至るとも京は依然として淋しかろう。

う…美しい…!
漱石は京は淋しい、寒いと繰り返し書きながら死んだ子規を追憶してるんですが。
子規がいないのが淋しいとか直接書いてないんですが。
子規のこと大好きだったんじゃないかとか思いながら読むと余計に萌えるし美しいです。

夢十夜は5夜くらいまではうっすら覚えてたけどあとは覚えてなかったので新鮮。
初めて読んだ時は自分の夢には2夜が近いと思いました。
今読んだら7夜が近い。こんな夢見た事あるって思った。
10夜が笑った。

永日小品
「元日」と「クレイグ先生」が爆笑でしたね。
満員の山の手線で吹いてしまってかなり恥ずかしかったです。

主婦と云うのは、眼の凹んだ、鼻のしゃくれた、顎と頬の尖った、鋭い顔の女で、
ちょっと見ると、年恰好の判断ができないほど、女性を超越している。
疳、僻み、意地、利かぬ気、疑惑、あらゆる弱点が、穏かな眼鼻をさんざんに弄んだ結果、
こう拗ねくれた人相になったのではあるまいかと自分は考えた。

↑これは永日小品の「下宿」からですが。
人物の描写が半端無い感じです。

うーん、多分若い頃読んだらスルーだったんだろうな。
年を取ると感性が鈍るばかりと落胆することもあるけれど
引き出しが多くなった分感応するところも多くなるんだろう。

とりあえずこの流れで漱石の随筆を読もうと思います。
上の作品検索したら結構無料ネット文庫みたいなのが出てきたんですが
横書きだとなんか風情がな~…
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# by kamutoke | 2011-03-29 09:54 | 日常

ミモザ

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近所の立派なミモザ。とてもキレイだった。
でも遠景で撮るとビッグバードのようだ。
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# by kamutoke | 2011-03-22 07:59 | 日常